
電気配線のレストアをする際に、ヒューズとリレーを排してシンプル接続できるのがMoTeC PDM。
整備工場様や鈑金ショップ様、アマチュアの方から御質問を頂く機会が多いのですが、お陰様で…
「日本語のマニュアル」
「日本語で設定」
「メールや電話でサポート」
「ベースデータをお付けする」
などは既にホームページやSNSで御存知の方が多く、最近では(購入前に)ソフトウェアをダウンロードしてPC上で設定を試す方法、お付けするベースデータの内容、キーパッドの有無による違いなど、一歩踏み込んだ質問が増えている事がとても嬉しいです。
そんなPDMですが、MoTeCディスプレイロガーと接続すると、状態を監視したりログを取る事ができます。
走行中、原因不明のストールやエンストが発生する事は少なく有りません。街中で普通に走行してる最中に、いきなりストンとエンジンが停止。サーキット走行中、謎のストールが一瞬発生…など、ちょっと調べた程度では解決できない不調不調を耳にすることが少なくありませんが、電源のログを見れば殆ど解決できます。
このシステムの面白い部分は、PDMの電源ログとエンジン関係のログを同じロガーで記録しているという部分です。
「○速で加速中に5000rpmくらいで急に…」「○○コーナーを抜けた先で…」などの情報を元にストール箇所のログを追えば、電気関係にその瞬間、何が起きているのかが一目瞭然です。
このような場合の原因には、さまざまなケースがあるため一概に言えない部分もありますが、原因不明で不安を抱えたまま走るよりも、電源のログから1発でトラブルシュートできる方が信頼性も含めて完成度の高い車輌と言えるのではないでしょうか。
画像は随分前の物ですが、私の愛車用に作成した「PDMのステータスをリアルタイムでMoTeCディスプレイロガーに表示」するモードです(ハイビーム時の物)。
イベント等で御覧になった方もいらっしゃると思いますが、通常はエンジン回転などを表示していますが、PDMの電源管理画面はディスプレイクリエーターを使うことで、直感的に状態を判断できるようにしました。
PDM単体で利用するだけではなく、後からMoTeCディスプレイロガーを追加する事で「視覚的な確認」や「ログの確認」まで出来るのがMoTeCのシステムです。
疑問や質問、御注文をお待ちしております!