「スマホを新しくしたらサクサク快適で、メールもすぐに送れた!」
貴方がメールを送る作業が「早くなった」のは、急に頭が良くなったからでも、メールを打つ指の筋肉が強靱になったからではありません。
新型のスマホを使った事で「早くなった」のは間違い有りませんが、別の見方をすると、それは「早くなったわけではない」とも言えます。
例えるなら、古いスマホのお陰で60%程度に制限されていた貴方のメールを打つ速度が、新しいスマホを使う事で80%以上に改善されたのです。つまり、古いスマホというリミッターが解除されたことで「早くなった」のではなく、「本来の早さが出せるようになっただけ」。
早くメールが打てるようになった事で、余計に疲れるわけではなく、逆にサクサク入力できるようになって快適な使用感だと感じていると思います。
エンジンを制御するECUにも、まさにこれと同じ事が言えます。「エンジン自体をチューニングせずに、MoTeCに交換するだけでレスポンスが上がるわけがない」と言われることがありますが、もちろんその通り。MoTeC ECUはレスポンスを上げる魔法の箱ではなく「エンジン本来のレスポンスが出せるようになる」制御装置。
それでエンジンに余計な負荷が掛かるのではなく、逆にエンジンが調子良いと感じる事ができると思います。
安物のスマホよりも高い方が快適な操作感があるように、高額なPCの方が高速処理できるように、MoTeC ECUはエンジンを「本来の性能」で制御できるようにするシステムなのです。
◆製品紹介
MoTeC M1シリーズ
MoTeC M1 エンジン制御ECU 他の追随を許さない圧倒的な処理速度で、精密なエンジン制御を可能とします。プラグインモデルは純正ECUと置換することで、自由で精密なエンジン制御が可能です。搭載するCANは最速の1Mビット/秒で他のMoTeC機器との通信を可能とします。