
MoTeC PDM
リレーとヒューズの機能を1BOXにまとめた配電システムです。レース車輌や試験車輌、旧車の電装レストア、配線を隠したいカスタムカー製作時等に、PDMを使用する事で製作時間を大幅に短縮できます。
MoTeC PDMは、元々レースやミリタリー車輌専用に規格外の耐久性と信頼性で設計された製品です。
PDM32/PDM16は、アルミ削り出しのケースとオートスポーツコネクターの特徴的な外観は、堅牢さ、放熱性、確実な接続、クイックリリースなど、あらゆる可能性を考慮した逸品です。
それ故に価格も高く、AVO/MoTeC Japanでも宣伝に力を入れていなかったため、当時国内で使用していたのは一部のレース車輌のみでした。
ちなみにPDM、ディスプレイロガー、ECUなど、ミリタリー仕様についてはこちら。
https://www.motec.com.au/site/military
そしてPDMのデビューから数年後、満を持して登場したのがPDM30/PDM15です。
削り出しのハイエンドなケースからマグネシウムボディに替わり、MoTeC ECUと共通のコネクターを使用する事で価格を抑え、ストリートのユーザーにも広く活用できるようになりました。
日本でPDMを広く紹介するようになったのは、こちらの製品が登場してからです。設定に日本語が使えることから「MoTeCは難しい」という敷居が無くなり、プロショップからプライベーターまで多くの方に御利用いただいております。
そんな中でも、特に旧車、クラシックカーにお乗りの御客様からの
「出先で止まったらどうしよう」
…という不安や
「故障して当たり前」
…のような諦めが無くなり、覚悟を決めなくても気楽に乗れるようになったという声が多く、私達も本当に嬉しい限り。
MoTeC PDMは、愛車に安心と信頼を追加するアイテムです。